株で稼いだ額は20億円!87歳投資家の”儲ける極意“34年ぶりの株高のワケ・レビュー

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2024年に入り、株高基調が続いています。
1989年につけた日経平均株価の史上最高値38,915円は完全に視野に捉え、いまは更新する瞬間を待っているだけの様相を呈しています。

しかしこの株高への見え方は、投資歴の長短によって随分と異なるのかもしれません。
今回は投資歴68年の大ベテラン株式投資家が出演するYouTube動画を視聴して、現在の株式市場の様子と今後の展望について考えたことをまとめてみました。

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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,500万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 株高はじめ資産価格の上昇について

ぜひ最後までご覧ください。




株で稼いだ額は20億円!87歳投資家の”儲ける極意“34年ぶりの株高のワケ・本編とあらすじ

まずはYouTube動画の本編とあらすじをまとめてみました。

株で稼いだ額は20億円!87歳投資家の”儲ける極意“34年ぶりの株高のワケ・本編

こちらが87歳投資家が出演するYouTube動画です。

あの世におカネを持って行けないことはわかってるでしょうに、87歳になっても相場に向き合っているということは心底投資が好きなんでしょうね。
にしても68年前から投資を始めたということは…。

  • 1945年 終戦
  • 1951年 サンフランシスコ講和条約締結
  • 1956年 国際連合加盟 (※この頃藤本少年が株を始める)
  • 1960年 東京タワー完成
  • 1964年 東京五輪開催

こう見ると、まさに生きる伝説ですね。
株取引を始めて30年ほどで平成バブル崩壊、60年近く経過してからのアベノミクスって、現代の投資家と目にする景色が違いすぎるというか何というか。

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この歳で相場に向き合う姿もカッコいい

株で稼いだ額は20億円!87歳投資家の”儲ける極意“34年ぶりの株高のワケ・あらすじ

今回登場するのは19歳から株取引を始めて、昭和から令和の時代を生き抜いたデイトレーダー、藤本さん87歳。
そんな藤本さんが株式投資で築いた資産は20億円を超えます。

藤本さんいわく昨今の株価上昇の背景には、新NISAにより新しい資金が株式市場に流れ込んできている、とのこと。
にしても、以下の記者との会話の流れはジワッとくる面白いやり取りですよね。

記者「(儲かるのに)売り買いのタイミングが『こうだ』というのがあれば、教えていただければ…」
藤本さん「そんなのないですよ!…ずっと勉強ちゃうか」

私はデイトレードの経験はほとんどありませんが、藤本さんをはじめデイトレーダーは投資する会社の基本情報をおさえたうえで、複数の監視銘柄のチャートの形状および板とにらめっこし、上昇(もしくは下落)に乗るようなイメージで売り買いすると想像します。
そんな投資手法にも関わらず「売り買いのタイミングを教えてくれ」とは、ずいぶん雑にぶっ込んでくる質問だな、と。

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しかも「儲けの極意」ってタイトル詐欺ww

株式投資で20億円もの資産を築いた藤本さんですが、まだまだ全然少ないと少々ご立腹の様子です。
これまで本人が費やしてきた努力に比べれば、1桁や2桁上の資産になっていてもおかしくないと言います。

このバイタリティこそ長生きの秘訣か

もうこの歳になると、おカネの使い道なんて限られている筈です。
株式投資が好きだからこそ続けてられるんでしょうし、どうか長生きしてくださいね。

資産価格上昇と賃上げに思うこと

藤本さんの出演したYouTube動画を視聴して感じたことについて、思いつくままにまとめてみます。

所感

アベノミクス相場が始まったと言われる2013年頃から、資産価格は上昇の一途をたどりました。
以下、一例を挙げてみます。

  • 日経平均株価 3.7倍
  • 金価格 2.2倍
  • 六本木ヒルズレジデンス 2.3倍
  • ビットコイン 1,733倍

アベノミクスはこれら資産価格が一様に上昇した期間であり、何にも投資してこなかった人にとっては千載一遇のボーナスタイムに乗れなかったことを示します。
加えて昨今のインフレによりおカネの価値は実質的に目減りし、貯金オンリーの人にとってはこれからもダブルパンチの厳しい局面が待ち受けることでしょう。

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投資をしないことは悪いこと

日本では「投資で儲けることはハシタナイ」みたいなイメージもありましたが、そろそろズレた固定観念は捨てなきゃいけませんね。

投機じゃなく投資で結果を出している人は、少なくとも投資して来なかった人よりも多くの勉強、努力をしていますし、時にはそれなりの損失も被っているはず。
それに比べて貯金しかしていない人は節約に主眼を置いているため、より効果的なおカネの使い方や未来を俯瞰した思考など劣っていることを自覚しなければなりません。

良し悪しはともかくアベノミクスで始まった資産価格の上昇(≒貨幣の毀損、とも言う)局面は、コロナ騒動を経てより鮮明化しました。
新NISAも始まり、まさに投資しないという選択肢などあり得ない時代。
これでも投資しない人はもう放っておいて、日々実質的に目減りする貯金通帳を眺めながら生きていくしかないでしょうね。

株高と賃上げ

株高は喜ばしいことですが賃上げの実感は乏しく、世間は決して好景気に見えません。
それは円安により業績好調な大企業は別として、多くの中小零細事業者にとって簡単には人件費を上げられないからでしょうか。

年金・社会保険料が高すぎるぜよ

給料を上げるとそれに伴い、厚生年金と社会保険料の会社負担分も増えることになります。
これがまぁ高いこと。

しかも給料を上げるとそう簡単に下げることもできませんし、日本の正社員の立場は強すぎて解雇もできず、経営者が賃上げに難色を示す気持ちも理解できます。

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行きつくところは解雇法制の整備

この正社員の立場の強さや終身雇用と言った日本社会の悪弊が、生産性が低く無気力な中年労働者を大量に生み出しているんでしょう。
いまよりも正社員を解雇しやすい法整備がなされれば、企業も積極的に中高年を採用するでしょうし、結果的に労働市場の流動性が高まるのは間違いありません。

正社員、派遣、アルバイトと区別する必要性を感じない

私は3年半前にサラリーマンを辞めましたが、そこからの毎日は新鮮で、日々学ぶことの連続です。
サラリーマンを続けていたら出会えなかったであろう人たち、習得する機会を持たなかったであろう知識に多く触れることができました。

その根っこは正社員の、安泰な生活基盤を捨てたがゆえなのです。
それを捨てたがゆえに本気になって生きよう、もっと学ぼうと人生に前向きになることができたのですかね。

87歳投資家の”儲ける極意“34年ぶりの株高のワケをレビュー・おわり

まもなく日経平均株価が史上最高値を更新します。
この先どこまで上がるのかはわかりませんが、もはや株価は実体経済に連動していないと考えるのがシン・投資観なのでしょう。

これから株価もゴールドもビットコインも、もっともっと値段が上がっていくと思います。
それと同時に貨幣の価値が大きく下がり、10円や100円が現代の我々の感覚で言う「銭」扱いになる日がそう遠くないことを予感しています。

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