『定形郵便、84円⇒110円に30年ぶり値上げへ 24年秋ごろ・はがきも63円⇒85円』に思うこと

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年の瀬も迫る12月下旬に、30年ぶりとなるビックリなニュースが飛び込んできました。
長らく据え置かれていた封筒やはがきの値段が、2024年秋ごろに値上げされるとのことです。

2022年頃から私たちの身の回りのものの値段が上がりはじめ、ついに郵便局も値上げをし始めたか…とまさしく戦々恐々です。
今回はそんな郵便局の値上げのニュースをみて感じたことについて、つらつらお話しします。

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  • 運用投資総額は約3,500万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 郵便局の値上げと存在意義について

ぜひ最後までご覧ください。




何もかもが値上げ、これこそインフレ時代か

なんと「30年ぶりに封筒やはがきが値上げへ」というニュースが飛び込んできました。
何もかもが値上がりするインフレ時代の到来がやってきましたね。

封筒・はがきの値上げニュース本文

以下、毎日新聞のニュースから引用します。

 総務省は18日、25グラム以下の封書(定形郵便物)の郵便料金の上限を現行の84円から110円に改正する省令案を発表した。省令改正後、日本郵便は2024年秋ごろに110円に値上げする方針。消費税増税に伴う改定を除き、封書料金は1994年以降据え置かれており、今回値上げされれば約30年ぶりとなる。はがきも63円から85円に値上げする方針。
 各種手続きのデジタル化などによって郵便物数は毎年減少している。一方、賃上げや輸送コストの高騰に直面し、日本郵便は22年3月期決算で郵便事業が07年の民営化以降では初めて赤字に転落。料金値上げを検討していた。
 総務省は家計全体への影響は少ないとして、18日に省令案を審議会に諮問した。25グラム以下の封書の値上げ率は31%で、20円から50円に値上げした76年に次ぐ高さとなる。94年は62円から80円に値上げされた。最近では消費税が8%と10%に引き上げられた14年と19年にそれぞれ2円上がった。
 現行の封書料金は84円(25グラム以下)と94円(50グラム以下)に分かれている。日本郵便は今回の値上げでこの重量区分をなくして料金を110円に統一する方針。はがきのほか、定形外なども基本的に約3割の値上げを検討する。今年10月に値上げ済みの現金書留などの料金は据え置く。

引用元:毎日新聞

実に30年ぶりの値上げとのこと。
いよいよ失われたウン十年の終わりが可視化されてきましたね。

今後ますます各家庭で郵便物の取り扱いは減る一方でしょうし、値上げにそれほど影響があるとは思えません。
これをきっかけにムダな郵便物を減らし、デジタル化が進むのもよいことでしょう。

もう年賀状は廃止でよいのでは

値上げしても安い気がする不思議

冷静に考えると、たった84円で封筒を配達してくれるのも異常に安い気がするし、110円に値上げしてもまだ安く感じます。
長らくデフレ脳に慣れ切った私たちは、少しづつ世界の潮流に飲み込まれつつあるのかもしれません。

もう全部値上げしちゃえよ

最近ありとあらゆる物が値上がりし、すっかり値上げに慣れてきた私は何だか値上げされるのが楽しくなってきました。

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インフレって面白い

私はサラリーマンじゃないので稼ぎは自分次第だし、おカネがより必要となったら、より多く稼ぐだけです。
この30年で醸造された「安くていいものこそサイコーな精神」を崩壊させ、本質を見抜き適切な価格をフィットさせる日々のトレーニングが大事になってきますね。

ちなみに私がいま、価格と価値がつり合ってない(=安すぎる)と考える代表的なものを書き記します。

  • 格安スマホ
  • 電車賃
  • 100均で買えるもの全部ww

このあたりが値上がりする日は案外近いかもしれませんよ。

薄れゆく郵便局の存在意義

封筒やはがきの値上げニュースを聞くと、何だか郵便局の存在意義が問われているような気がします。
少なくとも、今ほど店舗数がいらないのは間違いないようで…。

誰のためにもならない年賀状

ここ数年、私から年賀状を送ることはやめました。

年末の慌ただしいなか年賀状を大量に購入して宛名を書き(印刷し)、せっせと郵便ポストに投函する…これ、何の意味があるのでしょうか。
文化と言えばそうなのかもしれませんが、電話をはじめ画像や動画も瞬時にスマホ1台でやり取りできるこの時代に年賀状というシステムが合っていないのは明白です。

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郵便局員も休んだほうがいい

年賀状の配達需要に応えるべく時給を多めに出して配達員を採用し、頑張ってお正月に年賀状を届ける意義って何なんすかね。
正月くらい郵便局の人たちも休んで、サッカー代表戦やら箱根駅伝でも見て楽しんで、4日から頑張って仕事したほうがはるかに合理的に思うんですが。

伝統とは、不合理の言い換え

以前の会社で頭の固い上司がよく「伝統だから」みたいなことを口にしてましたが、それって具体的な根拠がない場合の逃げ文句なんですよね。
マスクを外せたんだから、年賀状なんてもっと早くやめれるでしょ。

値上げは構わないが、サービス向上はあきらめてほしくない

知っている人は知っているでしょうが、現在郵便物の配達が以前より遅くなっています。
私は新宿区のバーチャルオフィスを契約していて、法人宛ての郵便物を世田谷の自宅に転送してもらっていますが、この配達がまぁ遅いこと。

上が郵便物のお届け日数の表なんですけど、この前は水曜に投函してもらった郵便物が届いたのは翌週の月曜日…。
土日の配達を休むのは構いませんが、せめて水曜日の投函分は金曜日に配達してくださいよ。

私が思うに郵便局の存在意義は安かろうの値段じゃなく、その配達スピードにこそあると思っています。
とにかく配達スピード重視で必要なコスト、組織を目指していってほしいものですね。

まとめ

値上げは構わないが、配達スピードを下げないで

封筒・はがきの値上げについて思うこと・おわり

もともと郵便物のやり取りでムダなものは多いと感じていましたので、これを機にいっそうデジタル化が進んでいくのは間違いないですね。
高齢者の方も「あたしゃ、歳だから…」なんて情けないこと言わないで、どんどんデジタルに馴染む努力をしたほうがいいですよ。

私だってあと20年もすれば、高齢者の仲間入りです。
その頃にはもっと先進的なツールが世に出回っているんでしょうが、必死に食らいついていきたいですね。

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