”トイレ順番待ちめぐる「排便に大人も子供もない」論争”を聞き、同じ親として思うこと

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子育て中はトラブルやアクシデントの連続です。
後になって振り返れば笑い話で終わるものの、それらトラブルの真っただ中では藁にもすがる思いで助けを望む場面も多いことでしょう。

今回はX(旧Twitter)のとある投稿から感じたことをお話しします。
その投稿とはおしっこが我慢できなそうな子どもが、トイレの列に代わって入れてもらえなかったことを嘆くものです。

その投稿を巡り外野から様々な意見が飛び交うなか、いちおう子育てもこなす2児の父である私も弊ブログにて参戦するに至ったというわけです。

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  • 不動産歴20年のフリーランス
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  • 運用投資総額は約3,500万円

ぜひ最後までご覧ください。




トイレ順番待ちめぐる「排便に大人も子供もない」論争とその周辺

とあるX(旧Twitter)のポストがちょっとした話題になっています。
まずはその投稿内容と、それにまつわる周辺意見について紹介します。

”トイレ順番待ちめぐる「排便に大人も子供もない」論争”とは

こちらが議論の発端となった、女優の片岡凛さんのポストです。

まず内容にコメントする前に、この構文がとても素晴らしく感じます。
主語がないのでトイレの順番を譲ってもらうようにお願いしたのが片岡さんなのか、それとも他の人かがわかりませんが、いずれにしても譲らなかったおばさんへの個人的な敵意を「東京」というワードで言いくるめる強引さが、とてもシュールでいいですね。

あと、私は映画もののけ姫を鑑賞したことがなくて知らないのですが、「もののけ姫の犬みたいな声」という、あきらかな軽蔑感情を大衆が即座に理解できない遠回りの比喩で表現するのも秀逸です。

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女優じゃなく、別の才があるように思える

他の著名人も論争に参戦

片岡さんのこのポストが投稿されるや瞬く間に拡散し、投稿後3日ほどで1,500万件をこえる表示数に加え、賛否両論が飛び交う事態となっている模様です。
代表的な意見をいくつか紹介します。

「おばさん言ってること正論だし、もし言うなら前に並んでる人全員に聞くべき」
「おばさんも漏れそうだったんだよ、やむなし」
「大人だって限界な時はあるし、限界突破した時は大人の方がダメージ大きいのよね」
「子供は我慢できないよね~優しくない世の中になったもんだ!」
「難しいね…子供は大丈夫だったんだろうか?」

発言内容自体はおばさんに理があり、いくら子どもとはいえ何でも許されるべきではないとする論調が大半に感じます。
ただしおばさんの言い方にトゲがあり、子ども相手なので仮に譲らずとももう少し諭すような言葉を添えた方が良いですね。

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そしてあの人も参戦

この話題に早速ひろゆき氏も反応。

お決まりの脱力系コメントで、おばさんの肩を持たないまでも「トイレは譲らない」という意向のひろゆき氏でした。

子どものトイレにまつわるあれこれと私見について

子どものトイレには何かと振り回されることも多いですよね。
やはり大人と子どもではいろいろと考えが違うようです。

子どものトイレは難しい

わが家にも2人の子どもがいます。
わかる人はわかると思いますが、子どもは大人のように出かける前に周到にトイレを済ませたり、尿意はなくとも「念のためトイレに立ち寄る」行動はなかなかとれません。

良くも悪くも思い立ったら即行動

さっきまで大丈夫な様子だったのが、突如として「トイレに行きたい」と言い出します。
そして尿のタンクも大人ほど余裕がありません。

そんなときは急いでトイレに連れていき、父親である私が男児を男子トイレに連れていくだけなら待つこともほとんどありませんが、女児を男子トイレの個室に連れていく際は並ぶ事態もじゅうぶんあり得るわけで。
そうなるとこの論争のようなシチュエーションも、まったくないわけではありません。

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結局はちょくちょくトイレに連れてくしかない

過去に幾度となく子どもと出かけましたが、幸いなことにトイレによる大きな問題が起きたことはありません。

トイレ対策として私が子どもと出かけるときは、出先でトイレを見かけるや1~2時間のタイミングごとに、おしっこが出ようが出まいがトイレに向かわせます。
そして今回のように最悪の事態に備えて、非常用のトイレ(キャンプとかで使うやつ)もバッグに忍ばせてありますしね。

トイレ順番待ち論争への私見

いろいろ言いましたが、この論争に対する私の考えはただひとつ。

親の段取りが悪いだけ

先に述べたように子どもは急に尿意を催す生き物であり、それを理解していれば「順番が待てないほどの強烈な尿意」に至る前に手は打てるはずです。
百歩譲って予期不能で急激かつ強烈な尿意を子どもが催したら、私のように非常用トイレで対処すべきでしょう。

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最悪の場合の選択肢を用意しない時点で親としてアウツ

もし私なら、おばさんにトイレの順番を譲ってもらえないか一応お聞きして、断られたらこれ見よがしにおばさんの目の前で非常用トイレを使って子どもにおしっこをさせますよw

私がおばさんの立場だったらどうでしょうか。

X(旧Twitter)のコメントにもありましたが、順番を譲る以上は私が列の最後尾に並びなおすのがマナーなので、下半身のタンクの空き容量次第と言ったところでしょうね。
ひろゆき氏じゃないですが仮に漏らすという最悪の事態を想定すると、子どもより大人のほうが物理的・精神的なダメージが大きいので、基本は譲らないのがベターかもしれません。

トイレの順番を譲ってほしい側も、譲るようお願いされる側も、双方「踏ん(糞)切り」がつかない難しい問題ですね。

”トイレ順番待ちめぐる「排便に大人も子供もない」論争”から思うこと・おわり

子は宝であり少々のことは許すべきですが、ことトイレの順番を譲るとなるとひろゆき氏のように「人として大切な何かを失うリスク」を負うため、なかなか難しいところです。
自分の順番が来るまで列に並んで静かに待つのは日本の誇れる慣習ですし、たとえ子どもでもそのルールをしっかり守らせることは大事ですからね。

いずれにしてもトイレの順番を巡りあーだこーだ言える、日の丸ニッポンの今日も平和で何よりです。

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