みなさん、不動産投資用のワンルーム探しはいかがでしょうか?
アベノミクス以降高騰を続ける不動産価格ですが、私も一向に希望に合う物件が出て来ず、2022年の購入も半ばあきらめかけた年末、事態が急転しました。
希望の利回りに届かなければ『指値をして利回りを上げる』というロジックを頭では理解しながらも、トライ&エラーばかりじゃ疲れますよね。
今回は2022年末に購入し、翌2023年でフルリフォーム&客付け活動に取り組む、私の中古ワンルーム購入記をお話しします。
- 不動産歴20年のフリーランス
- 投資家(不動産14年、株式3年)
- 運用投資総額は約3,000万円
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- とある投資家のワンルーム購入記
ぜひ最後までご覧ください。
中古ワンルーム3号購入記~賃料の値下げと申込み~
(ワンルーム3号購入記をはじめから読むにはこちらから)
内装リフォームが完成して2週間が経過し、いよいよ3月も終わろうかというタイミングで賃料の値下げに踏み切りました。
3月末、賃料の値下げに踏み切る
もともと賃料85,000円(共益費込み)は高いなぁ…と思っていたこともあり、さらには遅くとも4月中の入居付けは至上命題だったことから、3月末のタイミングで賃料を見直しました。
当初は私なりに75,000円(共益費込み)前後と賃料査定していましたが、追加で募集をお願いしたOさんに改めて賃料査定をお願いしてみることに。
わかりました!
今日中に査定書をメールで送りますね!
そして翌朝、Oさんから届いていたメールを開封。
豊富な近隣の取引事例を提示していただき、最後に区分3号の成約が見込まれる賃料設定について言及されていました。
周辺相場からすると78,000~79,000円が妥当かと…
ま、そんなところでしょうね…
本当は75,000円と言いたいところなのでしょうが、さすがにオーナーに対して「1万円下げましょう♪」とは言いにくいのか、80,000円を切ったところの当たり障りない提案でした。
79,000円~80,000円ではなく、あえて『78,000円』と言う数字を出してきたことにも、私的に好感を持ちました。
それでは78,000円でお願いします
わかりました!
早期成約目指して頑張ります!
その後、募集をお願いしているもう1社のUさんに賃料を78,000円(共益費込み)に変更する旨のメールを送信。
すぐに変更してご紹介頑張ります!
さて、賃料を7,000円値下げした効果はいかに…?
賃貸客付け業者の対応に違いが…
区分3号の募集では3月上旬にUさん、中旬にOさんの2社にお願いしました。
そして3月末に賃料を値下げして4月の最終決戦に突入していくのですが、この2社の対応の違いがわかってきました。
Uさんの会社は全国区で、Oさんの会社は東急沿線に特化しています。
取扱物件数は圧倒的にUさんの会社が多く、その分どうしても初動が遅れる傾向にありました。
賃料の値下げもほぼ同時に連絡しましたが、某ポータルサイトの賃料変更スピードもUさんの会社が数日遅れています。
そしてお客さまの内見希望数も、賃料の値下げ以降はOさんの会社が完全に多くなりました。
地域密着型が強い
入居の申し込みと契約日の設定
賃料の値下げを断行して2週間余り、ついにOさんの会社から念願の知らせが届きます。
ついに申込みが!
4月のとある日曜の昼下がり、私のスマホがプルプル鳴りました。
スマホの画面を見るとOさんの会社からです。
もしもし…
区分3号に入居の申込みが入りました!
ついに…来たか😊
湧き上がる喜びを押し殺し、Oさんから送ってもらった入居希望者の情報を眺めます。
入居希望者の属性は問題なさそうです。
ただし気になる点がひとつ、契約締結希望日が申込み日から12日後になっています。
早速Oさんに連絡し、契約締結日をもう少し早めてもらえないか打診しました。
おっしゃる通りですね…
お客さまに話してみます!
あとはOさんを信じて吉報を待つのみですね。
契約締結まで油断できない
不動産は賃貸に限らず、売買でも契約締結まではスピード感をもって臨みます。
その理由は、契約までに借主(買主)の気が変わることが多いからです。
内見後テンションが爆上がりして一気に申込みしたまでは良いものの、一晩寝たら物件のマイナス面がやたら気になりキャンセルする人多数なのは業界の常識です。
また、自称・不動産に詳しい知人(←コイツはマジ迷惑)から、「賃料の値引き交渉はしないの?」とか「5月に入れば繁忙期も終わって安くなるよ」とか余計な情報を入れられることも…。
結局12日近くを引っ張るだけ引っ張って直前で契約をキャンセルされたら、実際の損害(逸失利益)はあっても、お客さまには1円も請求できません。
もはや祈るしかない
この記事の執筆時点では、まだキャンセルの連絡は来ておりません😅
果たして無事契約日を迎えることができるのか、それとも波乱の展開が待ち受けているのか?
区分3号の購入記もいよいよクライマックスです。
中古ワンルーム3号購入記~賃料の値下げと申込み~・おわり
想定していた水準付近まで賃料を値下げすると、内見も増えて入居の申込みもいただけました。
欲深く高めの賃料で募集をし続けると、空室期間が長引き収益が低下してロクなもんじゃないですね。
入居の申込みはいただけたものの、まだ契約を締結するまで油断できません。
次回は無事にフィナーレを迎える購入記になるのか、それともこの申込みがクラッシュしたメシウマな展開なのか、ご期待ください!(つづく)
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