【級友と再会】小中高の同級生が20年後、ともに不動産投資家に!不動産は縁も取り持つ?

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日本の中高年男性は孤独である、とよく言われます。
例にもれず私も孤独な中年男性ですが、地元を離れて27年かつ実家を引き払って10年以上経った私でも、いまだに連絡を取ったり会ったりするかつての級友がおります。

今回は「平凡な孤独おじさん」が、なぜ小学校から(正確に言うと保育園から)40年近く関係が続いたのかについてまとめてみます。
私のように地元を離れて実家も手仕舞って、かつての級友たちと交流ができず寂しい思いをしている方がいれば、少しでも参考になると幸いです。

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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,500万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 中高年男性の孤独について

ぜひ最後までご覧ください。




小中高の同級生T君との出会いとこれまで

まずは今回登場するT君との関係について、順を追ってまとめます。

同級生T君との関係は?

私とT君との出会いは保育園まで遡ります。
生まれはともに中部地方の某田舎で、保育園の卒園後は地元の公立小学校に入学、2人とも野球好きで地元の野球少年団に入り、ともに汗を流しました。

特別に仲が良いわけでもなかった2人はそのまま地元の中学校に進学し、中学時代はお互いに成績もまずまずだったため、公立の中堅どころの進学校を受験して見事合格。
高校時代も親しくしたわけではありませんが、いわゆる「同中(おなちゅう)」として校内で見かければあいさつを交わす程度の間柄でした。

高校卒業後に私は上京したことでT君と物理的な距離ができてしまいましたが、実家に帰省したとき高校時代の別の級友と飲みに行く際はT君に声をかけて、何年かに1度は会う関係が続きました。
ところが…。

私の社畜化とともに没交渉へ

私が就職すると、仕事が終わるのは深夜23時とか0時が普通の職場であり、休みも月5日程度で疲労の蓄積も甚だしく、入社後はまったくと言っていいほどT君に連絡をする余裕ができませんでした。
入社して4年目くらいには力の入れ方、抜き方も身につき、かつての級友と連絡を取ることもできるようになったため、その流れでT君ともメールをするように。

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ところが実家の引っ越しやら互いの結婚でまた疎遠に…

30代半ばには私の両親が実家を引き払い、地元へ帰省する機会が失われたため、そもそも私と地元との関係が急速に疎遠になっていきます。
さらにはお互い同じようなタイミングで結婚すると、家庭のことやら子どものことやらで多忙になり、30代後半はまたしても疎遠になっていきました……、あの日が来るまでは。

再交流のきっかけは不動産

お互いに仕事に家事育児に追われて慌ただしい30代後半のある日、久しぶりにT君からメールが届きます。
メールの本文は「ちょっと相談したいことがある」と。

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何だかイヤな予感

たいがいこういう「ちょっとの相談」は、「全然ちょっとどころじゃない相談」です。
しかし、さすがにT君の相談を無視したり距離を置くわけにもいきません。

その日仕事が終わってから、早速T君に電話を掛けました。
借金のお願いじゃないように、と念じながら。

電話したところ、どうやらT君は不動産投資を始めたいらしく、当時で不動産業歴10年ちょっとの私にアドバイスが欲しいとの内容でした。
具体的に購入を検討している物件があり、その物件をどう思うか、何か気を付けることはないか、など答えられる範囲で当り障りなく回答することに。

こういうときのアドバイスは本当に難しい

T君に限らず、投資は損をさせる可能性があるため、積極的に「買ったほうがいい」とは言いにくく、かと言って前のめりになっているT君に、ネガティブな意見を言うのも憚られます。
ひと通り聞いた物件の説明からは、購入を思いとどまらせるほど大きなリスクは感じなかったため、「悪い物件ではないと思う。気に入ったら買っていいんじゃない?」的な話で締めた記憶があります。

後日、T君はその物件を購入。

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実に彼らしい

小さいときから、こうと決めたら猪突猛進タイプのT君。
不動産購入もまさにその生き方通り、速攻で購入を決断しました。
この不動産投資をきっかけに、高校の卒業後から途絶え途絶えになったT君と私の再交流が始まるのです。

「孤独な中年男性」問題について思うこと

両親が実家を引き払ってから、地元と完全に疎遠になった私。
なおT君は結婚してからは隣接県に引っ越しましたが、実家のご両親が健在で少なからず地元との交渉は保っていました。

5年ぶりにT君と再会

時は過ぎて2024年、能登地方の大地震に始まった1年ですが、1月も半ばにはT君からLINEが届きました。
そこには「1月下旬に東京に行くから、お茶でもしない?」とのメッセージが。

前にT君に会ったのはコロナ前で、5年ぶりの再会です。
私の予定も空いていたことからふたつ返事でOKを出し、日曜のとある昼下がりにT君と会うことになりました。

久しぶりに再会したT君は本業も順調で不動産投資も続けつつ、さらには副業にも精を出しバイタリティ溢れる毎日を送っている様子でした。
今回T君が上京した理由は、著名な不動産投資家の主催するセミナー受講が目的とのこと。

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相変わらず行動力がスゴい

そんなT君なので、つい地元の級友たちの様子を伺ったところ、意外にもT君が気兼ねなく連絡を取ることができるのは私を含めて2人になってしまった、と。
コロナにより会う機会が制限され、そのまま何となく没交渉になってしまったようです。

しばし呆然

地元ではまぁまぁ顔が広いT君でも、コロナの件はあれど生活の拠点を別に置くと疎遠になるもんだな、と驚きました。
これじゃ、私がT君以外の級友たちと繋がれないのも無理ありません(私の人格に問題がある場合を除く)。

中高年男性の孤独について

下の記事でも示されるように、日本の中高年男性は孤独とよく言われます。

日本の高齢男性の他人との交流が、欧米よりも少ないことを示す調査結果もある。内閣府が令和2年12月~3年1月に60歳以上を対象に実施した「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」では、「同居の家族以外に頼れる人」として「友人」を挙げた日本人男性は14・1%。米国の33・9%、ドイツの48・2%と比較して低い割合だった。

また、「親しい友人」については日本人男性の40・4%が「いない」と回答。日本人女性の23%、米国、ドイツ、スウェーデンの男性の18・8~9・8%よりも高く、孤独に陥りやすい状況が浮かび上がった。

引用元:産経新聞

ここで言う「親しい友人」がどのレベルかは主観に任されるため判別が難しいですが、学生時代のように腹を割って話せるレベルに基準を置くと、こんなもんなんでしょうね。
ま、無理に関係を継続させるより、孤独であるほうが精神的に気楽って人も多いでしょうし。

私が上京して27年、もはや地元で過ごした18年の人脈はほぼ消失し、完全に東京仕様の人間になりつつあります。
今すぐに昔話のひとつもしたい気持ちは存分にありますが、大人になってから過ごした環境面の違いと物理的な距離を考えると、地元の級友たちと今さら昔のような距離感で接する関係性を構築するのは難しいかもしれませんね。

薄くも儚い縁を大切にしよう

小中高と同じ学校に通い、大学からは別の地で別の道を歩みながらも、40代半ばまで完全に途切れることなく続いたT君との縁はこれからも途絶えさせてはいけないと強く感じました。
あのときT君が「不動産投資を始めよう」と思ったこと、私を頼って連絡をくれたことに感謝です。

今度は、観光がてらT君を訪ねて私が出向く番ですね。

【級友と再会】不動産投資家は縁も取り持つ・おわり

私はもともと孤独でも平気ですが、身内以外で保育園時代からの私を知る人間が仮に1人も存在しないのは、少し寂しく感じることでしょう。
新規で「お互い古くから知る人間」と出会うことはできませんし。

何がきっかけで、どんな縁が続くかわからないのもまた人生。
今回は不動産投資がその縁を取り持ちましたが、何事も興味をもって時には積極的に行動したいものです。

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