【2023年マイクロ法人設立記】③いよいよ法人設立手続きへ~バーチャルオフィスを契約~

マイクロ法人設立記
この記事は約6分で読めます。

「国民健康保険料って高いよなぁ…」
さまざまなモノの値段が上がるなか、月数万円の国民健康保険料の負担がさらに重く感じます。
少子高齢化が進む以上、この先国民健康保険料が上がることはあっても、絶対に下がらないことは容易に想像ができ、陰欝な気分にもなりますよね。

そんな状況のなか、ついに2023年私は法人を設立して国民健康保険から脱退することに決めました。
今回は40代中年フリーランスが法人の設立を検討し始めた理由から実際に設立した手続き、運営および決算までの軌跡を記したいと思います。

ブログ運営者
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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,000万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • マイクロ法人の設立と運営について

ぜひ最後までご覧ください。


法人所在地とバーチャルオフィス

※マイクロ法人設立記をはじめから読むにはこちらから

数少ない弊ブログの読者の方はご存じかと思いますが、ついに私の区分2号の売却が完了し、マイクロ法人設立の原資を確保することができました。
そんなわけで、今後は法人設立の具体的な手続きを進めていくことになります。

まずは法人の所在地から。

当初は「法人所在地は自宅で…」とぼんやり考えていましたが、いろいろ調べるうちにあまり得策でないことに気付きました。
ここからは自宅を法人所在地にするデメリットと、結局どうしたかについてお話しします。

自宅を法人所在地にするデメリット

安易に自宅を法人所在地にしてしまうと、下記のデメリットがあることに気付きました。

  • 自宅の場所がさらされる
  • 引っ越し時に面倒
  • マンション管理規約上の問題

守るほどのプライバシーなんてありませんので、謄本に私の住所が載ってても問題ないのですが、引っ越し時には法人の所在地変更の手続きが必要になり、手間とおカネがかかるとのこと。
さらに自宅マンションは居住用であり、マンション管理規約では事務所(店舗)の使用が認められておりません。

ブログ運営者
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ほぼ問題はないのでしょうが…

法人の実態としては来客や看板のないマイクロ法人なので、管理規約違反が露呈して問題となる可能性はゼロに限りなく近いですが、100パー大丈夫と言い切れないのもまた事実です。
私、なぜかこういうことはキチっとしたいタイプなので、自宅マンションを法人所在地にすることはやめることにしました。

自宅で登記しないのはいいけど、どこにする?

バーチャルオフィスを契約

法人所在地を自宅マンションにしないと言っても、実際に本物のオフィスを借りるわけではありません。
いまはレンタルオフィスやシェアオフィス、バーチャルオフィスなどいろいろな種類のオフィスがあるそうですね。

マイクロ法人はバーチャルオフィス一択

バーチャルオフィスとは、ひとことで言えば住所貸しサービスのこと。
私の場合はリアルなオフィスは必要ないため、バーチャルオフィスで十分です。

当初は自宅マンションのある世田谷のバーチャルオフィスを探しましたが、利用料はどれも月5,000円以上…。
やむを得ずエリアを広げてインターネットでバーチャルオフィスを検索したところ、レゾナンスという会社が格安でバーチャルオフィスのサービスを提供していました。

利用料は驚異の月額990円(税込)※月1回の郵送サービス付

レゾナンスは銀座や青山、渋谷、新宿などに支店があり、有料で固定電話や秘書代行サービスもあります。
しかも今は1年払いコースに限り、最初の3ヶ月間は無料キャンペーン中(2023年9月時点)。

入会金5,500円に利用料年払い分が11,880円、デポジット費用10,000円(入会後の実費引落し用、金額は任意)で27,380円。
月1回の郵送代が200円であることを考えると、実質月1,180円でバーチャルオフィスを利用できてありがたいですね。

着々と進む法人設立

さて、法人所在地も決まりましたので、いよいよ法人設立を進めていきます。
もちろん私、ケチなおじさん日本代表なので、できる限り設立費用を浮かせていこうと思います。

法人設立はマネーフォワード クラウド会社設立を

さて、法人住所も決まったのでいよいよ法人設立の手続きに入ります。

私が使用したのは「マネーフォワード クラウド会社設立」。
その理由は…サービス利用料がタダだから😅

ここでは法人名や資本金、事業目的などフォームに従って入力を進めていくだけで、シロウトでも簡単に法人設立ができます。
これだけのサービス利用料を無料で提供してくれるなんて、本当にありがたいですね。

ブログ運営者
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その代わり営業電話もなかなか…

これを書いている現時点では、行政書士に電子定款作成費用5,000円を支払っています。
ちなみにこの費用はマネーフォワードの会計ソフトを年額契約すればタダだそうですよ。

法人印を発注

マイクロ法人でもちゃんとした印鑑を作らなければなりません。
全部必要かどうかはさておき、代表印と銀行印、角印の3点セットが何かと便利そうです。

パソコンで法人印と検索をかけて何となく決めたのがこちら、「スーパーハンコ」。

ブログ運営者
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商号が良いじゃないですか!

必要事項を記載して発注すると、その日のうちには印影プレビューが送られてきました。

送られてきたプレビューに対し、字体や線の太さなど変更希望があればそれを返信します。

何のこだわりもない私は、即OK

OKの返信を入れて一週間後に、法人印3点セットとゴム印が到着しました。
ゴム印とあわせて、代金は税込14,580円(購入金額5,400円以上の場合は送料無料)です。

ブログ運営者
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台風13号の影響がなかったらもっと早く着いたそうです

そこそこの金額ですが、何となく印鑑だけはそれなりのものを用意したほうがいいですね。

マイクロ法人設立記~いよいよ法人設立手続きへ~・おわり

1年くらい前から法人設立を意識しはじめ、ネットや本で情報収集をしていたこともあってか、いざ動き出すと想像よりもスムーズに事が運んでいます。
何より、マネーフォワード会社設立がシンプルでわかりやすく進めていけるのがGOODですね。

とはいえ、まだまだ道半ば。
次回の設立記では設立手続き完了の様子と、税理士決定のプロセスをお話ししていきます!(つづく)

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