みなさん、不動産投資用のワンルーム探しはいかがでしょうか?
アベノミクス以降高騰を続ける不動産価格ですが、私も一向に希望に合う物件が出て来ず、2022年の購入も半ばあきらめかけた年末、事態が急転しました。
希望の利回りに届かなければ『指値をして利回りを上げる』というロジックを頭では理解しながらも、トライ&エラーばかりじゃ疲れますよね。
今回はダメモトで指値をしたら結果的に購入契約まで至った、私の中古ワンルーム購入記をお話しします。
- 不動産歴20年のフリーランス
- 投資家(不動産14年、株式3年)
- 運用投資総額は約3,000万円
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- とある投資家のワンルーム購入記
ぜひ最後までご覧ください。
中古ワンルーム3号購入記~契約合意~
(前回の記事はこちらから)
良さげな中古ワンルームを見つけてから翌日に内覧&買付を提出するスピーディーな展開でしたが、なんとなく指値交渉が厳しそうな雰囲気もあり、それ以降はあまり気にせず過ごしていました。
「まぁ一週間後くらいに連絡があるかな…」
そんな風に漠然と思っていた矢先のことでした。
スピード感あふれる条件合意
買付を提出してからわずか2日後、女性営業Kさんから着信が。
買付の件、売主さまにお話ししました
この瞬間、私はすべてを悟りました😢
「売主に一瞬で蹴られたんだろうか」
「他に良い客が現れたからサヨナラ」とでも言われるのか…
もう悪い結果しか思い浮かびません。
それとも買い上げの余地を再検討する話をしたほうが良いのか。
そうだ、またのご縁があるかもしれないから、良い買主のアピールもしておかなきゃ…。
買付の内容で売主さまがOKされました
え?…(理解が追い付かない)
続いて契約スケジュールの相談なんですが…
……
あの…どうかなさいました?
あ、ありがとうございます!
予想外のご返事で言葉が出ませんでした!
物件を発見し問い合わせてから数えること3日後の契約条件合意。
大きな指値があったにも関わらずスピーディーなこの展開、ただただ痺れました。
指値が通ってから大事なこと
売主さまの承諾が得られたため、ただちに契約日の設定に話が及びました。
売主さまは契約日は来週の日曜が良いとおっしゃっていますが…
はい、その日なら私も大丈夫です
売主さまの気が変わらないように、契約スケジュールは先方の意向に合わせました。
ここで、念のため確認したほうがよい大事なことがあります。
あの…今後もっと高く買いたいという人が現れたらどうなりますか?
通称『満額で買うからひっくり返せおじさん』に、せっかく通った指値を壊されるリスクの度合いの確認です。
不動産業界では後で2番手が満額で買付を入れてきた場合、1番手(今回のケースでは私)に「いったん売主さまの指値の承諾はなかったことになり、満額なら買えますがどうしますか?」と返事を迫る商慣習が一般的です。
このとき私が断ってしまえば、2番手と売主さまで契約する運びとなります。
当社ではいったん契約条件がまとまれば、その後の申し込みはストップします
……(え?)
あの…どうかなさいました?(2度目)
これはラッキーな回答を得ました。
やはり専任媒介のブツモトに現金で買いに行くのが大事なんだと痛感した瞬間でもあります。
あ、ありがとうございます
安心して契約日まで待てそうです!
これで『満額で買うからひっくり返せおじさん』を完全に封じ込めました。
あとは契約まで売主さまの気が変わらないことを祈りつつ、待つだけです。
指値が通ったら売主の希望通りに契約すること、そして2番手が現れたときのことも聞いておきたい
中古ワンルーム3号購入記 ~契約合意~・おわり
今回は思いがけず指値がスルッと通り、2番手まで封じ込めるという百点満点の契約合意でした。
こんなんならもう少し指値しとけば…という未練もなくはない😅ですが、大げさに言えば買付金額の設定は私の投資哲学から導き出した根拠ある数字であり、いわばアンカー(錨)のようなもの。
ここからは気持ちを入れ替えて、得意の3点式ユニットバスの分離オペ編へと続きます!(つづく)
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