「2022年は暗号資産が大暴落した年だったけど、この先はどうなる?」
「下がっても、結局ビットコインは上げ続けてきたからなぁ…」
2022年は暗号資産界のリーマン・ショックと言われるほどに価格が大暴落した、ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産。
一部でオワコンとも言われるBTCですがそれでも買う人、売らずにホールドしている人はいったい何を考えているのか知りたくありませんか?
今回の記事では、暴落中のBTCを握り続けている零細フリーランス投資家が「なぜ買うのか(損切らないのか)」について解説します。
- 不動産歴20年のフリーランス
- 投資家(不動産14年、株式3年)
- 運用投資総額は約3,000万円
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- 私がビットコイン(BTC)を買うワケ
ぜひ最後までご覧ください。
私がビットコイン(BTC)を買うワケ
私がBTCを買うワケについて、近視眼的には2つの根拠があります(※BTCはじめ暗号資産の購入はご自身で慎重にご判断ください)。
半減期
半減期とは新規に発行されるビットコインの枚数が半減し、既存のBTC価値が高まるとされるイベントです。
半減期の日時 | 半減期時点 | 1年後 | 価格変動 |
2012年11月28日 | 1,164円 | 113,954円 | 97.8倍 |
2016年7月9日 | 36,047円 | 228,360円 | 6.3倍 |
2020年5月11日 | 974,251円 | 4,055,301円 | 4.1倍 |
これまで2012年と2016年、2020年と4年おきに半減期が訪れました。
この法則に従えば次の半減期は2024年。
BTC価格が10年前と比べて高騰しているため、さすがに2012年の頃の100倍近い価格上昇は見込めませんが、それでも2~3倍程度の上昇はじゅうぶん期待できるのではないでしょうか。
エリオット波動
エリオット波動とは、チャート理論のひとつで「相場波動は5つの上昇波と3つの下降波を基本に1つの周期が成り立っている」とする考え方です。
このエリオット波動とBTCの長期チャートを重ね合わせると、以下の見立てができます。
少し見にくいですが上昇波①~⑤および下降波①’②’を経て、現在BTCは下降波③’の途中と考えることができます。
エリオット波動の理論に基づくと下降波③’で底打ちすれば、上昇波①から始まる新しい上昇周期が期待できるのです。
ビットコイン(BTC)の懸念するところ
私は絶対にBTC価格が上昇する、もしくは決済手段として必要性が高まる、と確信していません。
以下の事情から、BTC価格が暴落することもじゅうぶん想像しています。
価値の裏付けがない
日本円は中央銀行である日本銀行が発行し、その価値は日本国という信用によって成り立っています。
対するBTCは中央管理者がおらず、その価値を担保する絶対的な存在がありません。
最終的には日本国(政府や日銀)を信用できるかどうかの問題ですが、信用できる人にとってBTCは投機商品以外の何者でもないのが実情です。
私は手離しに国を信用していないので、現在の通貨制度が崩壊したときの保険として逆に管理者不在をメリットとするBTCを保有しつづけます。
金融緩和バブルの申し子
リーマンショック後の世界経済は一時期を除いて金融緩和によって資産バブルを膨らませ続けました。
株式や不動産など資産価格は軒並み上昇し、行き場を失った剰余資金がBTC価格を押し上げたのは否定できません。
したがって金融緩和バブルが弾けた瞬間、BTCが電子ゴミ化することも覚悟せねばなりません。
万馬券を買ってる感覚ですかね
BTCはあくまで保険。余裕資金で買いましょう
私がビットコイン(BTC)を買うワケについて解説しましたが、いかがでしょうか。
半減期やらエリオット波動やら言いましたが、価格が上がろうと下がろうと私はBTCに将来性を感じていますので、既存の通貨制度が維持される限りBTCを保有しつづけます。
ただし、いわゆるグレートリセットによって金融経済システムが大きく変革して、大部分の人々が新システムを受け入れて新世界秩序(NEW WORLD ORDER)に移管すると、BTCは完全にその使命を終えると考えています。
まさにグレートリセット中のこれまでの通貨が崩壊していくさなか、対極にある暗号資産が見直されて紙くず化する紙幣をはたいてBTCに代えようとする民衆の動きがなんとなく想像できるんですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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