【備蓄品を見直し】東京のマンションに暮らす4人家族の災害用備蓄を洗い出し~水・食料・トイレ~

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能登地方の大地震から2週間が経過しようとしています。
被災地の早期復興を願いつつも、まだ多くの時間を必要とするなか、被害に遭わなかった私たちにできることは被災地への支援以外にも多々あるはずです。

それは私たちが同様の自然災害に見舞われた際に、他者からの支援を待つ間、できる限り自力でやり過ごすための自衛の準備に他なりません。
わが家にとって2011年の東日本大震災の後にわかに揃えた防災グッズも、なし崩しで管理もおざなりになっていました。

今回は能登地方の大地震によって、改めて見直したわが家の災害備蓄についてお話ししていきます。

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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,500万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 東京のマンションに暮らす4人家族の備蓄品について

ぜひ最後までご覧ください。




想定される自然災害

今回は能登地方で大地震と津波が発生し、甚大な被害をもたらしました。

しかしここで冷静に考えたいのが、自然災害とひとくちに言ってもその種類は多岐にわたることです。
パッと思いつくだけでもこれだけの種類があります。

  • 地震(液状化)
  • 洪水
  • 内水氾濫
  • 高潮
  • 津波
  • 土砂災害
  • 火山噴火

上記のうち地震による直接被害以外は、すべて行政が公表している被害想定マップがあります。
私の住む東京世田谷で、これを機に各種ハザードマップや被害想定区域図などをすべて見直してみました。

すると内水氾濫の可能性に関して時間最大雨量153㎜、総雨量690㎜の最大規模降雨の際に最大1.0m~2.0m浸水する可能性があること、富士山噴火の際に最大10㎝程度の火山灰が堆積するリスクがあることが判明しました。
それ以外の危険性については、想定ではリスクがゼロに近いのであまり気にしなくてもよさそうです。

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リスクを冷静に洗い出すことが大事

大地震や火山灰堆積に伴うインフラ停止が、現実的に影響を受けそうな問題であることが読み取れます。

私の住まいはマンション中高層階のため、仮に深さ2.0mの浸水が発生したとしてもエレベーターや一部インフラが使えないなど、被害は限定されそうです。
となると地震をはじめとする各種災害に対して、一定期間の自宅待機への備えをじゅうぶんにしておけばよいということがわかりました。

一定期間自宅待機するための備え

わが家は東京世田谷のマンションに暮らす4人家族です。
マンションも築後13年ほどで、仮に東京近郊で大地震が発生しても直ちにマンションが倒壊する危険性は小さく、地震発生後も避難所ではなく自宅にとどまるものと思われます。

まずは1週間を自力で生き残る

インフラ(水道・電気・ガス)が全滅したとして、4人家族が1週間生きるためには何が必要でしょうか。

まずは水

農林水産省の見解によると1日過ごすのに必要な水は3ℓ(飲料・調理)とされており、1週間4人分となると単純計算で84ℓ(2ℓペットボトル42本!)となります。
これは一気に備蓄しようとせずに、少しずつ備蓄量を増やしていくしかないですね。

あと、東日本大震災の後に買った給水タンク。
1度も出番のないまま10年以上経過しましたが、これもいざというときのためにまだまだ保管しておきましょう。

さらに近くの公園の地下に、災害に備えて大量の水を保存しているとの情報もあります。
こういった行政の情報もしっかり頭に入れておきたいですね。

食品

最も計画的な備蓄が必要な食品。
1日2食を1週間4人分とすると、計56食分が必要となる計算です。

食品もそのまま食べれる保存食から、電子レンジやお湯が必要なものなど多岐にわたりますが、インフラが使えないことを前提にすると、せいぜいお湯を使って食べられるものをチョイスしておくほうが無難に感じます。

しかし、ここで問題点がひとつ。

わが家に発電機、カセットコンロがない

本来はガス発電機を揃えるのがベストですが、ガス発電機は安いものでも5万円、高いものだと15万円ほどするうえに場所もとります。
しかもアウトドア関連の趣味もない私にとって、かなりムダな買い物になりそう。

それに比べてカセットコンロであれば数千円ですし、普段の食卓で利用することだってできます。

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これを機にカセットコンロもひとつ買おう

カセットコンロとともに56食分をしっかり計画的にローリングストックしようと思います。

簡易トイレ

能登地方の大地震でも問題になっているのがトイレ問題。
断水しているためトイレの水を流すことができず、避難所のトイレは大変な有り様になっているとの報道もあります。

トイレはマジ死活問題

能登地方でこんなんですから、一極集中のTOKYOで同レベルの災害が発生したときのトイレ問題は想像を絶する事態になることは間違いありません。

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日本人のキレイ好きが逆にアダ

田舎出身の私は子どものとき外で野●ソくらい平気でしましたが、TOKYOにすっかり慣れ切っていい歳したおっさんの今では、そんな野蛮なことはできそうにありません。
ましてや、こんな清潔な都市で生まれ育った令和の子どもたちにとって劣悪なトイレ環境は、到底受け入れられないことと思われます。

ということで、非常用トイレ50回分を早速発注することにしました。

東京のマンションに暮らす4人家族の災害用備蓄・おわり

東日本大震災の頃はまだ子どももいませんでしたので、備蓄に関しては多少気楽に構えていました。
しかし、2人の子どもをもつ今となっては、子どもたちの日常生活を守らなければならないぶん、前もってできる準備はしたいものです。

今年1年をかけて水84ℓと食品56食分までの備蓄水準を保つとともに、2年目以降はローリングストックを定着させることが当面の目標。
それら備蓄品とともに、わが家の不要品の処分も進めていきたいですね。

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