【2023年マイクロ法人設立記】⑨国民年金&国民健康保険料の還付金が返金される

マイクロ法人設立記
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「国民健康保険料って高いよなぁ…」
さまざまなモノの値段が上がるなか、月数万円の国民健康保険料の負担がさらに重く感じます。
少子高齢化が進む以上、この先国民健康保険料が上がることはあっても、絶対に下がらないことは容易に想像ができ、陰欝な気分にもなりますよね。

そんな状況のなか、ついに2023年私は法人を設立して国民健康保険から脱退することに決めました。
今回は40代中年フリーランスが法人の設立を検討し始めた理由から実際に設立した手続き、運営および決算までの軌跡を記したいと思います。

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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,500万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • マイクロ法人の設立と運営について

ぜひ最後までご覧ください。


国民年金&国民健康保険料の還付額は?

※マイクロ法人設立記をはじめから読むにはこちらから

マイクロ法人による社会保険加入に伴い、晴れて国民年金と国民健康保険から脱退することができました。
ここからは、それぞれ多く納めていた分の還付についてお話しします。

国民年金保険料の還付額

私、国民年金保険料は2023年5月に2年前納で支払っておりました。

国民年金保険料2年前納:385,900円

この度のマイクロ法人設立に伴い2023年8月末をもって脱退したため、国民年金の加入期間は24ヶ月中5ヶ月間でした。
国民年金の脱退手続きは必要なく、社会保険への加入と同時にあちら側で勝手に切り替えてくれます。

私がマイクロ法人の社会保険に加入したのは9月29日。
10月中旬には『国民年金保険料過誤納額還付・充当通知書』なる、厳かなタイトルの文書が届きました。
この文書にて払いすぎた保険料の確認と、還付金の振込先の口座情報を記入して返送が必要となるそうです。

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返送後1ヶ月くらいで入金すると書いてある

そして11月22日。
『ネンキンキヨクジギヨウキカクカ』なる名義にて、国民年金309,120円の還付金がありました。

もともとは自分で納めた保険料が原資とはいえ、この年の瀬に30万円ちょいの入金は嬉しいですね。

マイクロ法人の第1段階は終了

国民健康保険料の還付額

国民健康保険からの脱退手続きは、少し遅れて10月27日。
それから11月20日過ぎに『国民健康保険料過誤納還付・充当通知書』という、これまた厳かな文書が届きました。

国民健康保険は12ヶ月中5ヶ月の加入期間で、7月から翌年3月までの支払い予定のうち、10月までの4回分引き落とし予定です。
国民健康保険料は10月引き落とし分ですでに過払いになっているようで、通知書には14,826円の還付明細が記載されていました。

息つく暇もなく11月24日、『セタガヤクコクホカンプキン』名義で14,826円の国民健康保険料の還付金が入金。

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これは早い…

国民年金のチンタラぶりとは一線を画す、鮮やかな国民健康保険料の還付手続きでした。
保険料は「ずいぶん高いなぁ…」と良いイメージのない国民健康保険でしたが、返金の潔さだけは少し見直しましたよ。

これにてマイクロ法人の目的達成🎉

社会保険に加入して改めて感じたことについて

無事還付金も受け取ることができ、あらためて社会保険について考えてみます。

晴れて社会保険加入者となって思うこと

いやぁ~、実に清々しいですね。
国民健康保険に加入していたときは所得を上げれば上げるほど、理不尽なレベルで国民健康保険料の負担が重くなり、もはや稼ぐ気力を失いつつありました。

晴れて社会保険に加入した今となっては、いくら個人事業で稼いでも健康保険料の多寡に影響がないため、ようやくやる気がみなぎってきました。
2024年はエネルギッシュに活動して、もっと収益を上げていきますよ。

でも、なんだか変なシステム

これは国民健康保険料に限らず、サラリーマンでも年収1,000万円くらいの人ってすごい搾取されてる感が強いと思うんですよね。
会社の規模や出世の状況にもよるんでしょうが、年収1,000万円を稼ぐには有名大卒必須で、社内でも出世を重ねて、そこそこのポストに辿りつけないと到達しない金額だと思います。

当然会社からのプレッシャーも強いでしょうし、同僚や後輩も優秀な人材が多く、毎日の仕事もさぞ大変でしょう。
にも関わらず厚生年金やら社会保険料で手取りはガクッと減らされ、各種手当ても所得制限で切り捨てられ、本当に不遇なポジションですよね。

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これには同情する

自分で選んだ道とはいえ、こんな優秀な人たちが報われない社会保険のシステムってのも、ほんとどうかと思いますよ。

今後の年金を考える

私、そもそもマトモな金額の年金を受け取れるとは思っていません。

現在の受給開始年齢は65歳。
これもおそらく10年もすれば70歳開始となっているでしょう。

今回のマイクロ法人設立によって、試算上は年平均50~70万円の保険料を節約できます。
この金額相当分を小規模企業共済の掛金に充てて、退職金の積み立てに回すことにしました。
現行の健康保険料は月6,855円(会社負担分を含む)なので、この先保険料が値上がりしてもたかが知れてるでしょうし。

100年安心は自分で作る時代

これでマイクロ法人設立前までの漠然と抱いていた不安も完全に払しょくしましたね。
大事なおカネの運用を国に委ねてる時点で、やっぱりダメなんすよ。

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胴元は損しないシステム

国が運用するシステムなんていうのは、善良な小市民がタヒなないレベルでカネを巻き上げ、バレないように上流階級たちのフトコロを潤す巧妙な仕掛けに過ぎません。
こういうインチキなシステムからは脱退するか、脱退できなきゃできるだけ依存度を下げるしかないですね。

まとめ

国を信用してはダメ

マイクロ法人設立記~年金&国保料の還付金が返金~・おわり

人口ピラミッドが富士型でない限り制度の維持が困難な年金&国民皆保険システムにしがみつくのは、もはや辞めたほうがいいんですがね。
高齢者や生活保護など「支えられる」人数と、働き盛りの人たちの「支える」側のバランスが全く釣り合ってないし、この先もっと偏っていくのは目に見えていますから。

課税所得890万円の個人事業主を捕まえて、『国民健康保険料を年額104万円払え』ってもはや893とそう変わらんですよ。
こんな詐欺みたいなシステムに苦しむ人が1人でも減ればいいですね。

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