【FIRE4年目】FIRE生活はオンオフの境界がない?「周りから取り残される感」を考察

FIREフリーランス
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「FIRE生活ってなんだか孤独で寂しそうだな…」
週5日を朝から晩まで勤務するサラリーマンの方からすると、FIREしたらよほど多趣味でもない限りヒマな日々が続くイメージを抱くかもしれません。

FIREから4年目に突入した私ですが日常は結構忙しくしており、下手をするとオン状態がずっと続き消耗が激しくなる危険性をも感じます。
また、他人と会ったり話したりする機会も激減するため、他者とのコミュニケーションを図るという点については、FIRE前後で戸惑う人もいることでしょう。

今回はFIRE生活4年目の私がFIREした後に感じる負の側面についての実感と、その対処法について思ったことをお話ししていきます。

ブログ運営者
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  • 不動産歴20年のフリーランス
  • 投資家(不動産14年、株式3年)
  • 運用投資総額は約3,000万円

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • FIRE生活の負の側面について

ぜひ最後までご覧ください。




FIRE生活による負の側面を考える

私はFIREを目指してサラリーマンを辞めたわけではなく、2020年春に起きた新型感染症のパンデミックにより突発的に会社を辞めることにしました。
そのときのことはこちらで詳しく書いていますので、興味があればぜひご覧ください。

実際のところ資産収入ですべての生活費を賄えているとは言い難く、しかも当時41歳だった私は「認定FIRE」ではなく、正確に表現すると「なんちゃってサイドFIRE」とも言えましょうかww
奇しくも結果的にFIRE一歩手前な生活を始めた私ですが、早いものでFIRE4年目に突入しています。

ここからはFIRE生活4年目に入った私が、FIREの負の側面についての実態をお話ししていきます。

オンとオフの境界がない

サラリーマンであれば出勤日と休日が決まっていて、特に休みの前の出勤日は「今日を乗り切れば休みだ♬」という気持ちで仕事に励む方も多いでしょう。
この気持ちはサラリーマンを20年経験した私も、すごく良くわかります。

それに対しFIREしてしまうと、そもそも毎日がオンでもありオフでもある、抑揚のない毎日が続きます。

しかも私のように不動産や株式に投資をしていると、平日の日中は株式市場が開いていますし、火曜と水曜以外は不動産会社も営業しています。
これに加えて日本時間の深夜に動く米国株式市場やFX、暗号資産まで手を出すと、まさに週7日&24時間営業の状態が続くという地獄の日常が待ち受けているともいえます。

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この辺は自己コントロール次第ですが

なので、実際にFIREするときには何に手を出すか、その稼働時間や負担の程度を考慮してバランスを取っていかないと、返って気忙しい日常を送ることになりますので注意が必要ですね。

このブログも締め切り前の執筆はかなりしんどい

浦島太郎のごとき周りに取り残された感

私があまり社交的でないからかもしれませんが、FIREすると多くの人は他人との接点がFIRE前よりも激減した生活を送ることになります。

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家族以外誰とも話さない日もある…

加えて私の場合、平日の夕方以降は子どもたちの食事の準備や面倒を見なければならないため、夜出歩くことは難しい事情もあります。

あまり日中に他人と情報共有することも多くなく、夜にコミュニケーションを深める酒席の場も少ないとあれば、どうしても最新のトレンドには疎くなりますよね。
すると、私の感じる時間軸と周りの時間軸がズレている(要は周りのほうが早い)ように感じ、どんどん時代に取り残されている気になってきます。

これがこの先5年10年と続くと、一般人とコミュニケーションがさらに取りにくくなるほどの差が付いているかもしれず、少なからず恐怖心を抱いています。

本音

良くも悪くもサラリーマンと会話が合わないのもある

FIRE生活の負の側面に対して注意すべきこと

FIRE生活特有のオンオフの切り替えのなさや、周囲との没コミュニケーション化など、これらは比較的誰も当てはまってくる事象に思えます。
これら事象に関して、どのように立ち回るのが効果的なのでしょうか。

メリハリのある生活のために気を付けること

人間、やっぱりオフは必要ですし、オフがあるからオンに集中できるのです。
そのため、できる限りオフを確保するためのスケジュール管理を徹底するようにしています。

  • 不動産の物件検索は1日2時間以内
  • 株式投資は平日午前中のみ
  • 夕方からは家事に集中
  • ブログは水曜日曜の2記事投稿

何もかも並行してやろうとするとすべてが中途半端になってしまうので、これをやるのはこの日とかこの時間帯とかを決めておき、そのルールを守るようにしています。

家事に関しては決して労働と思わず、「これ、外注したら●円だよな…」と思うようにして、その金額を稼いだ気になって取り組んでいます。
こう考えると外注費用も節約できて家事スキルも上がりますし、まさに一石二鳥ですね。

こんな感じで平日は午前中に株式投資や不動産の物件検索、業務委託先の案件などを手掛け、あっという間に夕方になります。
夕方以降は家事に全力で取り組み、いつの間にやら妻が帰宅する20時に。

ブログ運営者
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サラリーマン時代より忙しいですよ

土日は不動産の契約や内見等がなければ、せいぜい物件検索とブログ執筆くらいしかできることがないので、ちょろっと家事をこなしつつ、隙あらば飲みに行くという感じですかね。
ストレスはないですが、とにかく毎日忙しい日々です。

周りについていけないのは悪いことか?

まず私は孤独が嫌いではありませんし、むしろ好きです。

もともと昔から大人数で集まる場が得意でなく、できる限り少人数の場を好んで出かけます。
その理由は大人数であればあるほど、会話の内容がありきたりなうえ長時間になりがちで、参加したことに気疲れするからです。

それでもサラリーマン時代は大人数で集まる会合に何度も参加しましたし、会社の肩書もありますので苦手ながらも頑張って毎回その場を取り繕ってきました。
ところが新型感染症の自粛ムードとFIREを始めたことも重なり、私の引きこもり化はこの3年間でトップギアで進行し、もはやそういう会合に参加する気も起きません。

ブログ運営者
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イヤなことはしないと決めた

40代半ばにもなると苦手なことを克服するよりも、好きなことを伸ばすことに時間を費やすほうが、きっと人生が豊かになると考えるようになりました。
逃げと言われれば逃げなんでしょうけど「逃げるが勝ち」という諺もあるように、せっかく逃げられる環境に身を置いているのなら、あまり自分にウソをつかず行動してもいいんじゃないですかね。

とうとう開き直ったぜよ

FIRE生活はオンオフの境界がない?「周りから取り残される感」を考察・おわり

FIREしてみると以前のように仕事のオンオフが分かれていたり、サラリーマン特有のゆるい連帯感も悪くないとは思います。
ちょっと同僚とタバコ休憩してくるとか、帰りにちょっと1杯飲みに行ったりっていうのは、したくても現実的にできないですから。

この辺は性格によるかもしれませんね。
私はひとりが好きなので苦になりませんが、そうでない人にとってFIRE生活は意外としんどく感じるかもです。

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